すべてのロボットが安心して活躍できる未来へ。現場の課題解決から生まれた『ROBONARA』これまでの歩み
配膳ロボット、AIカメラ、IoTセンサー……。今や私たちの生活やビジネスにおいて、最先端のITデバイスは欠かせない存在となりつつあります。 しかし、利便性が高まる一方で、万が一トラブルで機器が停止してしまうと、社会に大きな影響が出てしまいます。だからこそ、機器がいつでも当たり前に動き続けるための「保守サポート」は、これからのIT社会を支える大切な基盤として、ますます重要性を増していくと考えられます。
「24時間いつでも対応できて、すぐにどこでも現場に駆けつける。しかも、安く。」
これこそが、私たちバディネットが長年思い描いていた姿でした。そして、「これからのIT社会を支える頼れるパートナーになりたい」という想いのもと、2025年に立ち上げたのが、ITデバイス向け保守パッケージサービス『Buddy Qr(バディキュア)』です。
この画期的なサービスは、なぜ生まれたのか? そして、ゼロからの立ち上げを任された若手中心のプロジェクトチームは、どんな壁にぶつかり、どう乗り越えたのか。 プロジェクトを牽引した3名のキーパーソンに、開発の裏側とアツい想いを聞きました!
※『Buddy Qr(バディキュア)』サービスサイトはこちら:https://www.buddynet.jp/service/buddyqr/
【プロジェクトを動かした3人のキーパーソン】

Kさん(写真左):システム開発・設計の要。テクノロジーで現場のムダをなくす開発責任者。
Nさん(写真真ん中):本プロジェクトのリーダー(PM)。若手ながらビジネスモデル構築から牽引するアイデアマン。
Yさん(写真右):現場施工・保守体制の構築担当。全国の現場を知り尽くす、頼れる現場のプロフェッショナル。
【わずか数行でわかる!『Buddy Qr(バディキュア)』とは?】

一言でいえば、「対象機器にQRコード(二次元バーコード)のシールを貼るだけ」で、ITデバイスに必要なアフターサポートが受けられる保守のサブスクサービスです。
ユーザーがスマホでシールを読み込むと、専用ページにアクセスできます。

ーー『Buddy Qr』誕生の裏側について教えてください。なぜ、このタイミングでの開発だったのでしょうか?
Kさん:
実は、バディネットとして「いつか全国を網羅するワンストップの保守体制を作りたい」と長く構想を温めていたんです。ただ、私たちが理想とする保守を実現するには、全国をカバーする「作業員と拠点のネットワーク」と、それを遠隔で繋ぐ「システム(通信建設テック®)」の両方が不可欠でした。そのため、約15年にわたり電気や土木、通信など様々な工事を手掛けながら、少しずつ全国の協力体制とネットワークを拡充してきた経緯があります。
Nさん:
そして、全国に298拠点・1,040名という工事・保守体制が整った。これが一つ目の大きな契機でした。 もう一つのきっかけは、僕らが仕事で海外のテック企業や大手企業の新規事業部の方々と関わる中で、「日本国内での保守体制の構築に苦慮されている姿」を直接目にすることが増えた点です。
Yさん:
そうそう。特に海外発の最先端サービスロボットなどを国内展開される企業様からのSOSが多くありました。「日本で展開したいけど、保守の品質基準が分からない」「大手の保守会社に頼むと高額すぎてビジネスが成り立たない」って。現場で困り果てているお客様を見て、「これまで私たちが培ってきた全国プラットフォームを活かせるタイミングがきた!」と火がついたんです。

ーー開発における大きな壁、「理想の保守体験」をどう形にしていったのですか?
Nさん:
プロジェクト立ち上げにあたり、PM、サービス企画、そして現場施工の責任者という若手中心のチームが編成されました。裁量も責任も大きい挑戦で、とてもワクワクしましたね。 ただ、最初に最も議論を重ねたのは「お客様にとって、本当の意味で使いやすい保守とは何か?」という根幹の部分でした。
Kさん:
トラブルが発生した際、お客様はどうしても焦ってしまいますよね。電話をかけて「ランプが赤く点滅していて…機種はえーっと…」って説明するの、すごくストレスじゃないですか。しかも、電話のオペレーターと現場の作業員で情報がうまく伝わっていなくて、たらい回しになる。このコミュニケーションのズレを絶対に無くしたかったんです。
Yさん:
現地に向かう作業員の視点でも、事前に対象機器の型番や「どのような状態か」が正しく把握できていれば、準備や対応のスピードは格段に上がりますからね。
Kさん:
そこで目指したのが、お客様・コールセンター・現場作業員が「全員リアルタイムで同じ情報(データベース)と映像を共有できる仕組み」です。 シール上のQRコードを読み込むだけで、その機器の型番や過去の対応履歴がパッと画面に共有されます。さらにビデオ通話による映像サポート機能も備え、スマホのカメラで現場を映しながら会話できるようにしました。これにより状況を一から説明する手間が省け、迅速かつ確実に対応を進められる仕組みが整いました!

ーーもう一つの課題として「複雑なものをシンプルにする」という点があったそうですね。
Nさん:
どれだけ機能的なシステムができても、サービスとして使いにくかったら意味がありません。ロボット、防犯カメラ、EV充電器など、対象となるITデバイスの種類は多岐にわたり、設置環境も様々です。最初は「これをどう分かりやすい料金体系にまとめればいいのか」と頭を抱えました(笑)。
Yさん:
一機一機個別で見積もりを作成するやり方では、お客様にとっても検討に時間がかかってしまい、スピード感をもった導入が難しくなってしまいますからね。
Nさん:
そこで検討を重ね、直感的に選びやすい2つのシンプルなプランに集約しました。1台から手軽に導入できる【機器プラン】と、店舗や施設単位でまとめてカバーする【拠点プラン】です。導入のハードルを下げ、誰もが手軽に全国対応の保守体制を確保できるようにすることで、世の中のITデバイス普及を後押ししたい——そんな想いで作り上げました。

ーー実際にリリースしてみて、どのような反響や今後の課題を感じていますか?
Nさん:
2025年のリリース以降、これまで接点の少なかった業界や企業様からのお問い合わせも増えています。「保守の体制構築に悩んでいたが、Buddy Qrならこういう形で相談できる」と、最初から具体的な導入検討のお話をいただける機会が多くなりました。
Yさん:
一方で、現場においては設置環境や用途の多様さを改めて実感しています。だからこそ、どんな機器や環境に対しても臨機応変に対応できる「現場対応力」を、エンジニアリング部門全体でさらに高めていくことが今後の目標です。
Kさん:
システム面でも、現場をバックアップする機能を順次アップデートしていく予定です。例えばAIによる自己解決コンテンツの精度を高め、お客様がよりスムーズに問題を解消できる環境を整えたり、オペレーターのサポート機能を強化して対応精度をさらに向上させたりといった取り組みを進めていきます。

ーー最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします!
Nさん:
私たちが目指しているのは、「運営がバディネットだから」という枠を超えて、「このAIカメラ、バディキュアのシールが貼ってあるから安心だね」と、世の中から信頼されるブランドになることです。
Yさん:
現場での実践力と、それを支える最先端のテクノロジー。この双方を組み合わせて新しい社会インフラの形を作っていけることが、この仕事の大きな面白さだと感じています。
Kさん:
「社会に必要とされるサービスを、自分の手でゼロから作りたい」「現場の課題をテクノロジーで解決したい」。そんな熱い想いを持っている人には、これ以上ない最高の環境だと思います!

ITデバイスが社会の隅々に広がる今、その裏側で安定稼働を支える「保守インフラ」は、決して無くてはならない存在です。 圧倒的な裁量の中で、社会の“当たり前”を支える新しい仕組みを創り出す。次はあなたのアイデアで、その未来を進化させてみませんか?
この記事の著者
Buddy Net 広報部
Buddy Net 広報部では、「通信建設業界とバディネットを、もっとオープンに。」をテーマに、バディネットのカルチャー、事業内容、従業員、イベントなどの情報や通信建設業界の最新情報やトレンドを発信しています。 記事コンテンツは、コーポレートブランディングの責任者監修のもと公開しております。