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屋内電波対策・改善工事

屋内電波対策・改善工事

こちらのページは、屋内・建物内の電波改善工事についての記事となります(当社バディネットは移動体通信業者より屋内携帯基地局の調査・折衝・工事業務を請け負っております)。

1. 屋内電波対策が必要な理由

携帯電話の電波と言えば、主には屋外基地局(ビルの屋上や電柱などに設置されているもの)を指し、それぞれ一つの基地局でおよそ半径2~3Kmのエリアをカバーしています。そして、建物内においても、原則、屋外基地局の電波を通じて、通話や通信を行うのが一般的です。

しかし、屋外基地局のエリア外、もしくは周囲の高い建物に阻まれたり、地下フロアなど構造上、対象の建物内に電波が届かないといった事象が存在します。その際、お困りのお客様(建物オーナーやテナントとしてご入居の会社、または商業施設などでその建物をご利用する一般の方々)からのご要望に応じて、屋内向けの電波対策機器の設置工事を実施いたします。

当社では、設計調査~設置工事、それらに付帯する通信キャリアとお客様との契約手続きも一貫して対応いたします。

2.屋内電波対策を行う具体的な方法

リピーター

屋外基地局の電波を受信、増幅させて、建物内の対象エリアに屋外基地局と同等水準の電波を飛ばすことが出来る機器を設置します。

[メリット]

  • 施工期間が短い(調査から設置工事まで早ければ3週間程度で完了することが可能)
  • 複数エリアでの改善が可能(設置機器1台で最大4分岐(個別に分かれているフロアや個室)など)

[デメリット]

  • 建物への穴開け作業(ビス留めや新規貫通)などが発生する場合がある(美観や耐久性等を懸念される場合に施工できないケースがあります)

フェムトセル

インターネット(光)回線を通じて、屋外基地局とは異なる携帯電話向けの電波を輻射する機器を設置します。

[メリット] 建物を傷つけることなく一定のエリアの電波改善が出来る。
[デメリット]施工までに時間が掛かる(NTT光回線を敷設する必要がある為、ご依頼いただいてから工事完工まで3か月程度かかる。)

 

 

3.依頼から工事完了までの過程

全国各地のお客様からご要望を頂き、設置工事が完了するまでには、多くの人が関わって施工管理を行っています。

【システム登録】(お問合せ~お客様情報の確認・登録作業) 
 「新たに事務所を構えたが、携帯の電波が届きにくい」「これまで繋がっていたが急に通話出来なくなった」など、新規・既存双方で通信キャリア様に毎日お客様からのご要望が寄せられます。
それらのご要望内容を受けて、弊社はまず始めにお客様情報の確認と施工管理システムへの登録作業を実施します。

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【調査依頼】(全国の施工協力会社への調査依頼)
施工管理システムに登録された情報を元に、エリア毎に全国の協力会社へ調査の依頼を行います。
緊急対応や施工班の稼働状況を把握して、即時対応可能な施工会社を選定いたします。

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【ヒアリング~調査アポイント】
施工会社からお客様に対してご要望内容のヒアリングと調査日程の調整を行います。
ここで施工に際して必要となる建物管理会社様の情報やご契約手続きに関して決裁者様の情報なども併せてヒアリングいたします。

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【調査実施~設計】
お客様の対策要望箇所の電波調査を実施し、建物の施工可否など様々な条件から適切な改善機器を選定し、設計書を作成いたします。施工班から報告を受けた設計内容は、施工不備や過剰設計になっていないかなど弊社でダブルチェックを行い、通信キャリア様からの最終承認を得るプロセスを取ります。

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【設計案提示~契約】
設計書が完成するとお客様に施工・対策方法をご説明し、施工同意を得ます。併せて、お客様と通信キャリア様との間で締結する契約書類を受領し、契約内容に不備がないかの確認も弊社で行います。

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【部材調達~工事日調整】
設計・契約手続きが完了すると同時に、工事に必要となる機器・部材の出荷依頼を通信キャリア様と調整します。
電波改善用の機器はいずれも各種法令に基づき管理しますので、通信キャリア様と連携を取って納品日などを調整のうえ、お客様との工事日を設定します。

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【工事~竣工図書提出】
設計に基づき電波改善機器の設置工事を実施します。
設置完了時は施工前後の電波状況のチェック、お客様設備などの瑕疵がない事を隈なく確認し、問題なく改善がなされている事を確認の上、工事完了となります。その後、竣工図書を作成して通信キャリア様への報告のうえ完了となります。

4.バディネットの実績

施工実績(2019年度):
・総案件数:約5,000件(全国)
・総対応局数:約8,000局(新規設置・保守・撤去含む)

以下は施工実績の一例となっております。

■ 空港関連
【施工例①】空港内ターミナルビル
【施工時期】2019/01~2019/08
【対策範囲】2フロア(1Fエントランス・2F商業施設エリア:約5000㎡)
【対策内容】国内線・国際線ターミナルの連結に伴い、新規建設した建物内の電波対策
既設の屋内無線機を活用した分岐型リピーター(12分岐)による電波改善工事を実施。

■ 病院関連
【施工例②】某国立病院
【施工時期】2019/05~2020/02
【対策範囲】2フロア(院内B1F及び1F)6,200㎡
【対策内容】院内の地下フロアの電波対策、及び1Fの既設設置機器の保守
医療設備・建物への新規貫通を考慮して防火壁に対応した設計により2システム(14分岐/4分岐)
の工事を実施。

■ 食品工場関連
【施工例③】大手食品工場
【対策範囲】10施設(工場8棟および関連2施設)
【対策内容】各地に拠点を構える食品工場とその関連施設への電波対策工事(23システム/全体)を実施

バディネットでは様々な分野の建物の電波改善工事を行っております。屋内携帯基地局に関するご依頼・ご相談はお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。