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IoT・情報通信/エネルギー業界ニュース

2025.10.22

【番外編:出張レポート】
無人タクシーからドローンデリバリーまで?!深セン市内のテクノロジーを大公開!

レポート

こんにちは!バディネット広報です。

当社のサービスロボット導入・保守事業部の深セン出張に、広報チームとして同行させていただき、様々な取材を実施しました。

現地で体感した世界の最先端技術や、サービスロボットチームメンバーの活躍の様子をお届けするべく、「深セン出張レポート」として前編&後編を公開しております。

前編はこちら:https://www.buddynet.jp/column/036/
後編はこちら:https://www.buddynet.jp/column/037/

そして本記事では【番外編】として、サービスロボットチームの現地視察の模様から少し離れ、「中国のシリコンバレー」と呼ばれる深センの街中にある、日本ではなかなか見かけることのない「中国の最新テクノロジー」をテーマに、現地で発見した興味深い技術やサービスを皆様にご紹介したいと思います!

最後まで楽しんでご覧ください。

無人タクシー

初めにレポートするのは、トヨタ自動車が出資するスタートアップ企業「Pony.ai」の無人タクシーです。現在中国国内では、4都市(北京、上海、広州、深セン)の一部で無人タクシーのテスト走行が認められており、Pony.aiは中国で初めて4都市での営業許可を取得しています。

ドアを開けると…本当に誰もいなかった!

タクシーの配車は専用アプリで行いました。慣れない土地でも簡単に手続きを進められました。

ワクワクしながら待っていると、目の前に現れたのは本当に誰もいない車!(助手席にかわいいぬいぐるみはいました)
車内はとても綺麗で、後部座席の幅が広く大人3人が横並びで座っても窮屈にならない広さでした。車体の上部にはLiDARが9台、カメラが14台、ミリ波レーダーが4台搭載されていて、これらからの情報をPony.aiが開発した車載コンピューターが解析し、周囲の状況に応じて車をコントロールしているそうです。

快適な乗り心地で、安全性もバッチリ

時速は大体50~60キロほどでしたが、急ブレーキや急カーブもなく、とてもスムーズで快適な乗り心地でした。
特に驚いたのは、道路の合流地点です。運転が不慣れなドライバーならスピードを落としたり一時停止してしまうところを、無人タクシーは速度を少し緩める程度で上手に合流していました。もちろんこれは、前方だけでなく、合流車線後方の車の動きもLiDARで認識しているから…!すごいですね!

また、車内のモニターには、タクシー付近の車やバイク、人、街路樹などが識別表示されており、安心しながら乗車できました。(乗り物酔いもしませんでした)

走行中の様子は動画でも公開していますので、ぜひこちらもご覧ください★

ドローンデリバリー

公園に突如現れた謎の箱

宿泊ホテル付近の公園を歩いていると、目の前に突然、見慣れない箱が出現しました。「こ、これは…??」と思って近づいてみると、なんとアプリで注文した商品をドローンがデリバリーし、そのまま商品を受け取ることができる専用のロッカーでした!

このサービスは、中国の大手飲食宅配サービス「美団」が2023年から深センでスタートさせたもので、今では市内にドローン発着場を十数カ所、受け取りボックスは約40カ所を設置しているそうです。注文から受け取りまで十数分、配送料は有人配達と同じで、20元(約420円)以上購入すれば無料と、便利すぎるサービスです!

これは試してみるしかない!ということで、さっそく専用アプリを使ってタピオカミルクティーを注文してみました。

一滴もこぼれていないタピオカミルクティー

待つこと30分、頭上から「ブーン」という音が聞こえてきました。
空を見上げると、なんと本当にドローンが商品を運んできてくれました!
ドローンがロッカーの上にそっと着陸し、扉が開くと、そこには注文したばかりのタピオカミルクティーが。ミルクティーが一滴もこぼれておらず、衝撃を受けました。

サービスロボット

最後にご紹介するのは、深セン市内で目撃したさまざまなサービスロボットです。日本でも、商業施設やオフィス等でサービスロボットの導入が進んでいますが、深センではより身近なところで当たり前のように動いていました!

街を綺麗にするお掃除ロボット

街を歩いていると、大きなブラシをつけた清掃ロボットが黙々と道路を磨いていました。カラフルな見た目で遠くからでもすぐに気づくことができ、通行の邪魔になることもありませんでした!

ホテル内配送ロボット

宿泊先のホテルでは、デリバリーで注文した商品を部屋まで運んでくれる配送ロボットが活躍していました。エレベーターを待っている姿がなんだかとっても可愛く、すっかり魅了されてしまいました。

最後に…おいしすぎた深セングルメ

今回の出張で、こっそり毎日の楽しみにしていたのが深セングルメです!
金木犀の花やカエル、ドリアンなど初めて食べるものばかりでしたが、どの料理もおいしくて、ずっと幸せな気分でした!

あとがき

深セン出張レポート【番外編】、いかがでしたか?!

「中国のシリコンバレー」とも呼ばれる深センには、様々なテクノロジーが街に溢れていると聞いていましたが、実際に見た光景は想像以上のものでした。これまで未来の技術として捉えていたものが、深センではすでに日常として溶け込んでおり、「テクノロジーが社会に浸透するって、こういうことなんだ!」と肌で感じられる機会となりました。

この出張で強く印象に残っているのは、テクノロジーのすごさだけではありません。言語の壁を越えて、私たちバディネット社員の質問に熱心に答えてくださったり、笑顔で快く対応してくださったり。現地で交流させていただいた中国の皆さんの温かさに胸が熱くなりました…!

そして、今回初めて事業部門の出張に同行させていただき、広報活動の意義を改めて考えるきっかけとなりました。ただバディネットの魅力を発信するのではなく、「実際の現場で感じた熱量」や、「テクノロジーの力を信じる人と人との繋がり」を言葉に変えて届けられる。そんな広報になりたい!と思いました!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

この記事の著者

Buddy Net 広報部

Buddy Net 広報部では、「通信建設業界とバディネットを、もっとオープンに。」をテーマに、バディネットのカルチャー、事業内容、従業員、イベントなどの情報や通信建設業界の最新情報やトレンドを発信しています。 記事コンテンツは、コーポレートブランディングの責任者監修のもと公開しております。

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