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こんにちは!バディネット広報です。
今回は、商業用清掃ロボットで業界を牽引する株式会社アイウイズロボティクスの中国・深センに拠点を構えるR&Dセンター(研究開発センター)にお伺いし、同社の程会長にインタビューを行いました。
程会長は、約15年にわたり中国・深センでAI/ロボット分野の事業を展開され、その深い知見と経験をアイウイズロボティクスの事業展開に活かされています。
本インタビューでは、この貴重な視点から、日中両国のロボット市場の違い、ロボット業界が直面している課題、そしてアイウイズロボティクス様が描く今後の展望について深く掘り下げていきます。
ぜひ、最後までご覧ください!
アイウイズロボティクス 程会長
アイウイズロボティクス程会長(以下、程会長):アイウイズロボティクスは、「技術の進化を通じて美しい未来を拓く」をモットーに、AIとIoTを組み合わせた革新的な技術を通じて、多種多様な商業用清掃ロボットを開発している会社です。
アイウイズロボティクスの強みは、清掃ロボット業界のなかでも最多水準を誇る製品ラインナップです。当社の清掃ロボットは、独自のセンサーと高精度のナビゲーション技術によって、正確に障害物を検知・回避し、複数のフロアや階の移動ができます。
また、管理システムの活用により、遠隔管理や実績データのダウンロードが可能です。スマートカメラを装着したモデルは、監視、防犯といった店舗巡回の役割も果たします。
ファミリーマートに採用され、店舗における省力化の一環として導入を進めている多機能型床清掃ロボット(名称:ポム)など、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの人の出入りが多い商業施設を中心に、日本の多くの企業様に導入いただいております。
程会長:中国、特にロボットの普及が進む深センでは、商業施設を中心に様々なロボットが導入されております。ホテルの物品配送ロボット、レストランの配膳ロボット、商業用清掃ロボット、エンターテイメント対話サービスロボットなど、たくさんのロボットが活躍しており、深センは「AI+ロボット」領域において世界の最先端を走る有数の都市と言えます。
程会長:世界的にも注目されている「AI+ロボット」産業を、中国政府は電気自動車産業の10倍以上の規模を持つ次世代産業になると認識しており、政策面と資金面の両方で支援しています。
特に、深センで確立されているハードウェア製造において世界で最も完璧なサプライチェーンを構築する「ITエコシステム」がロボット産業の発展を後押ししています。統合型ロボット産業や人型ロボットといった高度で複雑な最先端技術を用いる製品開発を支える環境が整えられているため、深センのロボット産業は大きな成長を実現しています。
程会長:日本と中国のロボット市場の最も大きな違いは、新しい技術の市場への受け入れられ方であると考えています。
特に深センでは、新しい技術や製品に対する受容性が非常に高く、実用的な価値が認められればすぐに浸透していく傾向があります。一方日本は、新しい技術に対して比較的慎重な姿勢が見られるため、ロボットの導入から実際の運用開始までに時間を要する傾向があります。
さらに日本では、ロボット製品の安全性、安定性、実用性に加え、導入後のアフターサポートまで、中国よりもはるかに厳格な品質基準が求められます。これにより、日本市場はロボットメーカーにとって参入障壁が高くなっていると考えています。
程会長:この先10年で私たちの生活にロボットがより浸透していくことは明らかではありますが、人間のように動く人型ロボットが活躍するのは少し先の時代で、近い未来では、特定のタスクを効率的に遂行する実用的な形態が主流になると見ています。そのため当社は、得意分野である商業用清掃ロボットの開発に注力し、お客様の多様なニーズに応えるソリューションを提供していく予定です。
また、技術分野においては、従来の床面清掃に限定されることなく、人の手が届きにくい立体空間の清掃など、適用シーンをさらに拡大していきます。これまでのロボットが対応できなかったことも、当社の技術の進化によって、解決できるものと確信しています。これからも、社会のニーズを捉え、技術革新を続けることで、人々とロボットが共存する豊かな社会の実現を目指してまいります。
程会長:製品の導入から長期的な保守までを担い、全国を網羅する施工・保守体制を有するバディネットさんのご協力によって、当社は日本国内でロボットの普及を加速させることができました。特に、全国に店舗を展開するファミリーマート様への約1,100台に及ぶ多機能型床清掃ロボットの導入プロジェクトは、バディネットさんのお力なしでは成功できませんでした。
私たちは、日本のパートナーであるバディネットさんが掲げるビジョン「不自由を減らすIoTの社会を創り、世の中をもっと笑顔にする」に深く共感しており、今後も共に事業を推進する強固なパートナーシップを継続し、日本国内の商業用清掃ロボット分野でナンバーワンの地位を確固たるものにしていきたいと考えています。
引き続き当社は商業用清掃ロボットの開発に注力し、社会全体の省人化を促進させ、より良い社会の創造に貢献してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
程会長、この度は貴重なお話をありがとうございました。
インタビューを通して、アイウイズロボティクス様が描く未来、そしてその実現に向けた想いについて、読者の皆さんにお届けできたのではないでしょうか。
社会をより良くするプロダクトとして進化していく清掃ロボットの魅力を、今後もたくさん発信していきたい!と思いますので、ぜひご期待ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事の著者
Buddy Net 広報部
Buddy Net 広報部では、「通信建設業界とバディネットを、もっとオープンに。」をテーマに、バディネットのカルチャー、事業内容、従業員、イベントなどの情報や通信建設業界の最新情報やトレンドを発信しています。 記事コンテンツは、コーポレートブランディングの責任者監修のもと公開しております。