こちらで紹介しているケーススタディは全国展開プロジェクトの前段となるトライアル施策です。
クライアント課題
携帯電波が全国カバーになった現在でも、ビルが密集した繁華街エリアにおいて特に地下店舗等に不感地帯があるのかを調べ、有る場合にはプッシュ型で積極的に対策・改善し、電波網を良質なものにし、再度、検証したい。
要望
- 全国展開可否判断のため、まずは小規模エリアでのトライアルを実施したい。また、全国展開実施となった場合の展開スキーム構築を目的に、細密なレポーティングデータと考察が欲しい。
- 自社(クライアント企業)が保有する分析データと、今回の実績データを比較した際に整合性があるのかを知りたい。
発注・依頼条件
通信工事(電波対策に必要な調査・施工業務)だけでなく、お客様への営業・折衝業務と電話の受発信業務(コールセンター運営)、アクション結果の細密なレポーティングとデータの分析・解析からなる全国展開時のプランニング案の提出。
実施期間
1.5か月(90日間)
対象エリア
東京都23区内にある複数の繁華街
対象件数
エリア内1.600店舗
対象業種
各種飲食店を中心とした商業店舗
業務受託内容
調査対象店舗リスト作成
アセスメントシート内容のヒアリング
対象店舗での電波測定
電波対策の提案
契約締結
電波対策工事
デイリータスク
進捗報告書
ヒアリング報告書
測定調査報告書
同意書(内諾サイン)
不在連絡票
チラシ、説明資料
工事完成報告書
使用ツール
スタッフジャンパー
訪問スタッフ証明書
名刺
電波測定ツール(測定器)→ 電測箇所は店舗入り口付近、電波が悪い箇所、1フロアあたり二カ所以上
トライアル実施方針
①全国において水平展開ができるようトークスクリプトやツール等を統一し、訪問員の営業レベルにおいても平均的なメンバー中心に実施した。また、エリア別のパフォーマンスに差が出ないよう、全エリアにおいて同等のパフォーマンスを投下するよう調整を行った。
②アプローチは、各業種において最も訪問が有効である時間帯を割り出し、効率的な訪問活動を行った。
分析方針
①エリア別・業種別・時間帯別等、今回のトライアル実績値から多角的に分析を行った。
②クライアント企業において、各担当者様が多様に分析ができるよう一定の方向性での分析(結論付け)を避け、実数を統計の形式で表記した。
レポーティング内容(エリア毎の稼働結果)
■ 稼働工数
稼働日数
対象店舗数
決着がつくまでの店舗あたり平均訪問回数
■ エリアごとの営業ステータス
ヒアリングシート回収数
電波測定数
同意書(内諾サイン)数