導入事例/ケーススタディ

ケーススタディ・
全国展開
プロジェクト

ケーススタディ・全国展開 プロジェクト

LTEエリアの拡大を行う
全国展開プロジェクト

LTEエリアの拡大を行う
全国展開プロジェクト

こちらで紹介しているケーススタディはトライアルプロジェクトの結果を基に全国展開に拡大したプロジェクトです。

【お客様の課題】

LTE対応端末(スマホ、タブレット、WiFiルーターなど)の利用者が増加したことにより、LTE電波環境に不具合が生じ、 建物の屋内で不便を感じているお客様(キャリアユーザー)が多数存在している。

建物の中でも快適にインターネットや音声通話をご利用いただけるよう、LTEエリアの拡大(屋内LTEの電波対策・電波改善)を行いたい。

POINT!

今回のクライアント要望は単に工事だけでなく、屋内LTE電波の不感箇所を特定する全国の繁華街へのアプローチが含まれるため、一般の工事会社では対応が難しく、通信機器の設置工事や撤去工事が行えることはもとより、折衝(営業)の豊富な経験と全国の営業体制が必要であった。

また、アタック対象が多岐にわたる業種であり電波状況のデータベースが管理されていなかったことから、データ分析の能力・機能を有し、アウトバウンド・インバウンドの受発信業務から二次対応まで対応可能な自社コールセンター保有が依頼条件となり、これら全てを備え、ワンストップで提供可能な当社バディネットにご依頼いただいた。

課題解決に向けたバディネットの体制

①営業体制:全国275名の折衝(営業)部隊

②工事体制:中・大型施設工事も対応可能な151班の施工部隊

③全国拠点:北海道から沖縄まで網羅された74拠点

上記3点の体制・拠点より、経験豊富なバックヤード人材、東京・大阪・福岡のコールセンターに配備された受発信両対応オペレータースタッフ、そして、通信業界で多数の実績を持つマネジメント層が一丸となり業務を進行。全国の繁華街アプローチ(見込み折衝数万件、見込み施工数万件)に加え、中型・大型屋内電波対策・改善も含めた大量インシデントへの対応から施工後の保守業務までをワンストップで実施可能。

その他、バディネット独自の通信建設テックシステムが業務従事者の日々の行動管理を徹底し、「案件の進捗状況」「各種レポーティング」「PDCAサイクル」といったプロジェクトの進行に重要な指標管理を、リアルタイムに集計・連動、それらデータを分析・解析することで、効率的、且つ、低コスト化を実現。

バディネットの営業・折衝スキル

  • 営業や折衝スキルだけでなく、工事の専門的な知見も有しているためお客様とのトラブルを未然に回避。
  • 通信キャリアの屋内電波対策やWi-Fi設備事業などの実務経験があるため、最適なソリューション選定が可能。
  • みなし法人や中小企業から大手法人まで企業規模の大小や、企業向け個人向けなど業態問わず広範囲の営業ノウハウを保有。

 

バディネットの営業・折衝クオリティ

  • 全国7拠点に管理者を配備することで、全74拠点における折衝担当者の日々の活動を細かく管理。
  • 各地域の特性を熟知した折衝担当者がアプローチを行うため、作業効率・精度が高い。
  • 緊急災害等のトラブル発生時にも、人員の移動がスムーズに行えるようバックアップ体制を事前完備。

 

 

独自情報共有システムによる運用

バディネットの営業・折衝管理システム

  • 人材の行動予定、位置情報のリアルタイム管理で、突発的な変更にもフレキシブルに対応可能。
  • 勤怠管理、業務レポーティングシステムにより日々の作業内容を可視化し、ハイスピードなPDCAサイクルを実現。
  • 現場スタッフと事務局間の独自コミュニケーションツールにより、トラブル発生から30分以内の一次対応を実施。

スケジュール管理システム

<p><b>スケジュール管理システム </b></p>

位置情報共有システム

<p><b>位置情報共有システム </b></p>

勤怠管理/結果報告/案件紹介

<p><b>勤怠管理</b><b>/</b><b>結果報告</b><b>/</b><b>案件紹介 </b></p>

進捗管理/活動管理システム

<p><b>進捗管理</b><b>/</b><b>活動管理システム </b></p>

バディネットのコールセンター体制

  • 24時間365日、最大105ブース稼働でオフィス等の日中以外にも飲食店やコンビニなどの夜間・休祝日対応が可能。
  • 東京、大阪、福岡からなる三拠点をBCP(事業計画継続)に基づきシームレスに運用し業務をバックアップ。
  • IT/通信の専門的な知識や業務経験を有するコールスタッフに加え、施工担当者もセンター内で常駐サポート。

 

バディネットのコールセンターシステム/ツール

  • CMSシステムを活用した繁閑差の把握と高セキュリティな顧客情報管理。
  • CTIシステムとCRMシステムのリアルタイム連動による正確な情報参照。
  • FAQツールを活用した万全のナレッジマネジメント。

 

バディネットのコールセンターセキュリティ

  • ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)、Pマーク(プライバシーマーク)を取得。
  • カードキー(非接触型IC科錠+パスワード)による厳重な入退室管理。
  • WEBカメラを設置しセンター内に不審な行動などを常時24時間監視。
  • セキュリティ機能付きロッカー室を設けセンター内への通信機器持ち込みを禁止。
  • センター内の全PCのUSBやSDカードの接触口を物理的に塞ぎ使用を禁止。

バディネットのデータ分析・レポーティング

データ分析・レポーティングイメージ

 

PDCA循環フロー

 

アウトプットデータイメージ

システムに登録されたセクションごとの進捗状況から多軸的に出力することが可能。

  • 案件ごとの進捗状況、現場稼動率、エリア・ターゲット・個人別データ、コールセンター応対履歴、応答率など。
  • 案件進捗をタイムリーに集計・分析・出力できるため、現場の現在の状況の「見える化」を実現。
  • 各種データを見える化することで、注力すべきポイントや最適な手段などが明確となり即時に改善可能となる。

バディネットの通信工事安全対策

安全パトロールの実施

安全衛生点検は、労働災害防止活動における予測・予防の手段として、重要な役割を担っていると認識しています。また、事故や災害につながる要因を早期に発見し、これを除去あるいは低減、または改善、是正し、作業所の安全の確保と快適な職場環境を形成することを目指しています。

 

安全衛生協議会の実施

当社では下記内容にて月に1回程度の安全協議会を実施しています。

①労働災害事例、施工内容について

②リスクアセスメント・KY、作業手順書・点検について

③緊急連絡対応について

④工事の心得・安全・マナーについて

⑤電動工具の管理・使用方法について

⑥その他連絡事項について

 

施工安全計画書の策定

小規模の現場であっても作業員には、定期的に更新する施工安全計画書の携帯を義務付けています。

 

事故事例検討会

施工品質を保つため、定期的に事故事例の検討会を行っております。

 

情報セキュリティー事務局の設置

施工の現場に顧客情報を持ち出すため、万が一のリスクに備え、セキュリティー事務局及びコンプライアンス事務局を設置しております。

 

課題の定義・改善の提案・実施の結果

電波改善の対象施設において半数以上の改善に成功。主なNG理由は「対策機器の置き場がない」や「ビル・店舗オーナーから許可が下りない」等で非営業要因であった(営業力で解決できる箇所は、ほぼクリアの状態)。

 

その他、下記レポーティングデータを納品

  • 実施結果の考察
  • アプローチ先の属性データと考察
  • エリア別の電測結果と考察
  • エリア別の獲得率と考察

お客様からの評価

スモールスタートから全国規模への業務拡大への成功例。前段となる「トライアルプロジェクト」を経て仕様書を作成し、それを基盤にPDCAを回しながら本プロジェクトを成功に導いた。

  • 施策実施に向け、施工班とは別の部隊を10日間ほどで立ち上げ。
  • 全国垂直立上げで点在するインシデントに対応可能。
  • 進捗管理を徹底することにより短期間で対応完了。